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大和ミュージアム【後編】

YAMATO MUSEUM 
大和ミュージアム
呉市海事歴史科学館


【大和】から【ヤマト】へ…
それは確かなメッセージ


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特殊潜航艇(後期量産型)海龍〈かいりゅう〉
【海龍】は世界初の有翼潜航艇で、水中をまるで飛行機のように進むことができた。呉海軍工廠で研究・開発され、後期量産期型には特攻兵器として【海龍】自体に爆弾が搭載された。

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人間魚雷(十型)回天〈かいてん〉
 【回天】には一型・二型・四型・十型などがあり、実戦投入されたのは【九三式酸素魚雷】を用いた一型で、約420基が製造された。

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大和級の主砲弾
【大和】の主砲弾は大きい物で全長1.98m、重さ1.46t。これを押し出すための火薬の量は330kgにも及んだ。
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零式艦上戦闘機 62型
 1940年に海軍の制式機として採用された【零式艦上戦闘機】はその運動性、装備、航続距離において世界最強の戦闘機であった。
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 「未来へ」のコーナーに展示してある『宇宙戦艦ヤマト』と、そのキャラクターの「アナライザー」。ヤマトに夢とロマンを託した名作で、今でも根強い人気の作品である。

 もちろん、このミュージアムには【大和】以外にも数多くの貴重な品々が展示してある。
 中でも大型資料展示室では太平洋戦争で使われた兵器が展示されている。特に、全長17・2mとさほど大きくない船体にもかかわらず、2発の魚雷を発射できた日本海軍の特殊潜航艇【海龍】の量産後期型や、人間が乗り込み操作する魚雷【回天】、そして一時は世界最強といわれた、日本海軍を代表する戦闘機【零式艦上戦闘機】など本物がズラリと並んでいる。
 また、人間の身の丈以上の大きさはあろうかという【大和】の主砲の砲弾は見る者のド肝を抜く。こんな巨大な鉄の塊で砲撃したのだから、その破壊力がすさまじかったのも当然である。しかも敵艦艇を狙う【九一式徹甲弾】や航空機を狙った【三式焼霰弾】など、敵によって砲弾の種類を変えて戦っていたのには驚かされるばかりだ。
 どれも素晴らしい技術力で造られた物ばかりである。しかし、【回天】をはじめとするこれらの兵器は【大和】も含め、特攻兵器としての運命を歩むこととなる…。立派に造られているだけに、展示品に携わった多くの人々の思いを考えると、改めて平和の大切さを考えさせられるものであった。
 このほかにも、戦艦【金剛】のボイラー室を再現した展示や、現在の【大和】がどのような状態かを潜水艇で調査した様子を展示しているコーナーなど、どれも興味深い物ばかりである。
 そして、最後の展示コーナー「未来へ」では、名誉館長の一人である松本零士氏の作品が紹介されている。特に代表作である『宇宙戦艦ヤマト』は、かつての戦艦【大和】が、未来の人類の危機に宇宙戦艦としてよみがえり人々を救うというSF作品で、このミュージアムの最後を飾るにふさわしい展示品であった。
 戦争は技術の向上もあるかもしれないが、大きな悲劇も生む。しかし人間は戦争以外でも、夢を見る力でも向上することができる。このミュージアムではそのことをメッセージとして未来に発信しているのである。






















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大和ミュージアム【前編】

YAMATO MUSEUM 
大和ミュージアム
呉市海事歴史科学館


伝説の巨大戦艦があなたの目の前に!?

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2005年に公開された、映画『男たちの大和YAMATO』が空前の大ヒットをし、改めて戦艦【大和】の人気の高さを伺い知ることができた。その直後から本コーナーに、ある施設への特集記事をリクエストするお便りを多くいただくようになった。それが今回取材した【呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)】である。
 このミュージアムのある呉市は人口約25万人の中規模な都市ではあるが、中世、村上水軍が活躍していた時代には小早川水軍の基地となるなど、その歴史は古い。この街が脚光を浴びるようになったのは明治22年に海軍鎮守府が置かれ、日本海軍の重要拠点になったことからである。そして明治36年には、海軍工廠設立により日本有数の造船の街となった。戦後、軍港としての役割に終止符が打たれるが、現在は海上自衛隊の基地が置かれるなど、その繁栄は変わっていない。
 また、昭和26年には重要港湾の指定を受け、呉港の諸施設の復旧整備が進み、貿易港として生まれ変わった。今日の呉は鉄鋼・造船・機械などの臨海工場群を背景とした工業港として、また海上交通の要衝として重要な役割を果たしている。
 いわば日本の近代史は呉の歴史といってもいい。その近代化の礎となった造船、製鋼をはじめとした各種の科学技術を、先人の努力や工夫に触れながら、日本の歴史と平和への大切さを認識し、未来に対して勇気と希望を抱ける場所として、「呉らしい博物館」をコンセプトとして、平成17年4月23日にオープンしたのがこのミュージアムである。


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 まず、観覧者が最初に目を奪われるのが、ミュージアム野外に展示されてある戦艦【陸奥】の主砲身やスクリュープロペラ、舵などである。戦艦【陸奥】とは1921年に就役した日本海軍の軍艦で、その全長は224・9mにも及んだ。展示されているのは船体の一部ではあるが、当時としては最大級の41
cmもの大口径の主砲身やスクリュープロペラや舵など、戦艦の巨大さがかいま見える物であった。
 そして、建物に入るとこのミュージアムの象徴というべき物が展示されている。それが1/10の戦艦【大和】である。
 【大和】は、1941年に呉の工廠で建造された世界最大の戦艦である。全長263m、満載排水量72809t、最大射程距離4万2千mを誇った46
cm主砲塔を3基装備した空前の巨大戦艦であった。しかし1945年、日本の戦局悪化に伴い、【大和】は沖縄への特攻作戦に出撃することとなり、その航海の途中、九州南西沖海上の東シナ海にてアメリカ軍の航空隊386機に襲撃され、3056名の乗組員と共に深い眠りについたのである。
 この展示されている【大和】は1/10のスケールとはいえ全長26・3mもあり、学校などの25mプールより大きい。模型というよりは本物の船といった感じである。それもそのはず、この【大和】を造ったのは山本造船株式会社。つまり、本物の船を造る会社が2億1千万円をかけて製作したのだから精巧その物なのである。【大和】の象徴である46
cm主砲塔や、天に届かんばかりの前部艦橋、細かく再現された機銃群、よく見ると甲板を歩く人の姿まで見て取れる。また展示している【大和】は下からも見られるように工夫されている。そこからの眺めは、60年前の人々が見上げた伝説の巨大戦艦の姿をほうふつとさせるものであった。もちろん【大和】の15万3553馬力を支えた4つのスクリュープロペラも目の前で見ることができるのだ。
 ところで【大和】は最新鋭の航空機に負けた時代遅れの戦艦といわれているが、果たして本当にそうだったのだろうか?いや、決してそうではない。【大和】を造るための最新技術は呉をはじめとする多くの技術者たちに受け継がれ、戦後約10年で日本を世界一の造船国に押し上げ、今の豊かな日本の礎となったのである。
 そんな呉の人々の【大和】への深い誇りと尊敬の念がこの1/10の【大和】には込められているのである。




















陸上自衛隊 第一空挺団

戦場(日本の危機)
に真っ先に駆けつける
漢(おとこ)たち
最強こそが
精鋭無比を証明する!!


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力なき正義は無能であり、正義なき力は圧制である。
力なき正義は反抗を受け、正義なき力は弾劾を受ける。
それゆえ正義を力を結合せねばならない。
バスカル


 皆さんは「大規模な敵が侵略してきたときに、最も頼りになる部隊は?」と聞かれて、真っ先にどんな部隊を思いつくだろうか?アメリカ陸軍の【デルタフォース】、イギリス陸軍の【SAS】、そして警視庁の【SAT】に代表されるような、特殊部隊を連想する方も多いだろう。確かに、テロ対策や人質救出など特殊任務に従事する彼らの能力は高い。しかし特性上、少数での隠密行動が原則の彼らにとって、大規模な侵略部隊に対し、正面から迎え撃つだけの対処能力はない。つまり巨大な敵を打ち負かすには特殊部隊に勝るとも劣らない攻撃力・機動力を有した正規部隊が必要となるわけである。そしてその部隊こそが、千葉県習志野駐屯地に本拠地を置く、陸上自衛隊 東部方面隊【第一空挺団】である。
 彼らの任務は上陸してきた敵部隊に対し、戦闘ヘリなど高度な機動力を駆使し、陸自のどの部隊よりも早く攻撃を仕掛け、撃破することにある。そんな、戦場を疾風のごとく駆け抜ける漢(おとこ)たちの訓練始めを一般公開したのが行われた【第一空挺団初降下訓練】である。一般公開といっても従来の基地祭とは違い、あくまで戦闘訓練。演習会場には司令官である額加防衛庁長官が臨席される中、緊迫した訓練が展開された。同部隊は団本部中隊、普通科群、特科大隊、落下傘準備中隊などからなり、隊員の7割以上が過酷で知られる空挺レンジャー資格を有している。その強さたるや、航空自衛隊 三沢基地警備隊を相手にした実戦形式の演習において、わずか30分で基地警備隊を制圧してしまったほど。まさに自他共に認める自衛隊最強部隊であり、人々は彼らのことを「精鋭無比」と呼び、その強さをたたえている。
 当日はあいにく、風速20キロ以上の強風が吹き、目玉の一つであるバラシュート部隊による降下訓練は中止になったものの、大型輸送ヘリ【CH‐47J】や戦闘ヘリ【UH‐60JA】から戦闘員や戦闘車両を降下させて敵陣地を制圧する訓練はまさに本番さながらの大迫力であった。
 現在、徴兵制を持たない我が国は、周辺敵国に対して、歩兵の数で圧倒敵に不利な立場に立たされている。そんな状況の中で数のハンデを質でカバーする【第一空挺団】。「精鋭無比」の言葉は、そんな漢(おとこ)たちの自信と誇りを示す言葉なのである。


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▲戦場に急行する第一空挺団戦闘ヘリ機動部隊

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▲戦闘ヘリ【UH-IH】の強行着陸をサポートする隊員たち

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▲主力となる普通科群の隊員たちが敵を撃破していく

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▲大型輸送ヘリ【CH-47J】により戦闘車両を投入される

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▲投入された戦闘車両により敵陣地を制圧

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▲投入された戦闘車両により敵陣地を制圧

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地上戦の主力である歩兵戦力で我が国は圧倒的な劣性に立たされている
























竹島は日本の領土である証拠

被害者づらして、侵略してくる野蛮国家の恐怖!
恥を知らない朝鮮人たちによ、国際的なルールを知るがいい!


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(画像はクリックすると大きくなります)


サンフランシスコ平和条約における竹島の扱い

1.1951(昭和26)年9月に署名されたサンフランシスコ平和条約は、日本による朝鮮の独立承認を規定するとともに、日本が放棄すべき地域として「済州島、巨文島及び鬱陵島を含む朝鮮」と規定しました。

2.この部分に関する米英両国による草案内容を承知した韓国は、同年7月、梁(ヤン)駐米韓国大使からアチソン米国務長官宛の書簡を提出しました。その内容は、「我が政府は、第2条a項の『放棄する』という語を『(日本国が)朝鮮並びに済州島、巨文島、鬱陵島、独島及びパラン島を含む日本による朝鮮の併合前に朝鮮の一部であった島々に対するすべての権利、権原及び請求権を1945年8月9日に放棄したことを確認する。』に置き換えることを要望する。」というものでした。

3.この韓国側の意見書に対し、米国は、同年8月、ラスク極東担当国務次官補から梁大使への書簡をもって以下のとおり回答し、韓国側の主張を明確に否定しました。
 「・・・合衆国政府は、1945年8月9日の日本によるポツダム宣言受諾が同宣言で取り扱われた地域に対する日本の正式ないし最終的な主権放棄を構成するという理論を(サンフランシスコ平和)条約がとるべきだとは思わない。ドク島、または竹島ないしリアンクール岩として知られる島に関しては、この通常無人である岩島は、我々の情報によれば朝鮮の一部として取り扱われたことが決してなく、1905年頃から日本の島根県隠岐島支庁の管轄下にある。この島は、かつて朝鮮によって領有権の主張がなされたとは見られない。・・・・」
 これらのやり取りを踏まえれば、竹島は我が国の領土であるということが肯定されていることは明らかです。

4.また、ヴァン・フリート大使の帰国報告にも、竹島は日本の領土であり、サンフランシスコ平和条約で放棄した島々には含まれていないというのが米国の結論であると記されています。



















中華民国空軍(台湾)戦闘機 F-CK-1経国

赤い帝国の侵略を阻むために作り出された
マルチロール戦闘機


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もともと中華民国はF−XにF−16を希望していたが、中華人民共和国の露骨な圧力にあい調達が困難となる。早い話、アメリカは民主主義の理想を守と言いながら、赤い汚れたお金に目が眩んだかたちだ。

そこで、開発されたのが「F-CK-1経国」。補給路を断つのが戦争の基本ではあるが、彼らはこのピンチをバネに自国での戦闘機開発能力を手に入れたのである。ちなみに、この成功に慌てたアメリカは手のひらを返しF−16の売り込みをかけたが、商談の主導権は中華民国側にあったことは言うまでもない。

F-22を断られ、F-35の順番待ちの一番後ろに並ばされ、自国の航空機産業を冷遇するどこかの国とはえらい違いである。



機体詳細データ(F-CK-1A)
寸法(L×W×H/翼面積) 14.48×8.53×不明m / 26.0m2
(全幅は翼端ミサイルを含む。全高はデータ無し)
機体重量(自重/全備) 5,500kg / 9,100kg
飛行速度(最大) M1.7
上昇率(海面上) 15,000m/min
上昇限度(実用) 16,000m
離着陸距離(離陸/着陸) 不明
航続距離 1,500km程度
エンジン ITEC社製 TFE1042-70ターボファン×2基
推力 4,200kg×2(A/B)
武装 20mmM61A1バルカン砲×1、翼端にAAM×2、翼下にAAM×4またはAGM×2、胴体下に増加燃料タンクを搭載可能
乗員数/機体初飛行 1名(A型)、2名(B型) / 1989年5月28日
備考(各タイプ詳細) F-CK-1A:単座型の呼称(102機)
F-CK-1B:複座型の呼称(28機)



















はやぶさ型ミサイル艇

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最近、また日本海で不審船騒ぎが起こりました。脱国者や工作員ではないとのことだが、民間人にしては不自然という一部報道も…。

さて、この不審船に対抗する海自の切り札が「はやぶさ型ミサイル艇」。

この艦艇が開発される切っ掛けとなったのが、1999年に起きた能登半島沖不審船事件。海自初の海上警備行動が発令され、舞鶴基地より護衛鑑「はるな」「みょうこう」「あぶくま」が出撃した。しかし、護衛鑑は高速艇を追うようにはできていない。その上、ROE(交戦規定)の曖昧な警備行動では目標に対し有効な対処をすることができなかった。

この苦い経験から防衛省技術研究本部は、ステルス性を考慮した船体にウォータージェット推進機(出力5,400馬力)を3基も装備した最新鋭の高速艇を完成させた。兵装は船首に目標の足を確実に止める62口径76ミリ単装砲。そして、注目すべきはSSM-1B(90式艦対艦誘導弾)を装備していること。これはアメリカのハープーンミサイルをも凌駕する最新ミサイル。つまり「はやぶさ」1艇で巨鑑を沈める性能を秘めているのである。

「はやぶさ」が完成したのが2002年。あの事件からわずか3年後のことであった。




















戦闘糧食

はらが減っては戦はできぬ!
自衛隊の野外での食料!
非常用糧食と呼ばれる携行食料


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戦闘糧食は大きくI 型と II 型に分けられ、 I 型は航空機からの投下も可能な耐久性のある缶詰や乾パン、 II 型は携帯製を重視してレトルト食品を活用した軽包装糧食である。それぞれ白飯、赤飯、鶏飯、乾パンなどの主食と、カレーや肉・魚料理、たくあん漬けなどの副食からなり、これらの組み合わせにより複数のメニューが用意されている。 II 型の場合、和・洋・中のバリエーションがあってその種類は14種類に及び、味も市販のレトルト食品と同レベルである。
I 型は主食缶と副食缶で大きさが変えてあり、食後に大きな缶の中に小さな缶を入れる事でゴミとしての容積軽減をはかっている。缶切りは缶詰数十個(1ケース)に対し4個が別途梱包されているが、ソーセージ缶のみ全ての缶に簡易な缶切りが付属している。
戦闘糧食 I 型の「たくあん漬け」はかなりの絶品で、マニアの間でもファンが多い?逸品である。戦闘糧食は基本的に民間に出回る事はない(原則禁止)が、稀に広報行事で配付されたり、災害時には非常食として被災者に支給される事もある。私も広報行事の際にいただいたソーセージ缶とたくあん漬けを食した事があるが、味付けはかなり塩辛い印象を受けた。演習等で汗をかいた隊員の塩分補給を考慮しているのかもしれない。




















最北の国防 現在と過去

北海道稚内市にある2つの施設
ひとつは【防衛省 稚内分屯地】
そして、もうひとつは日本最北端、
宗谷岬にある【大岬旧海軍望楼跡】
これが最北を護る防人の現在と過去の要塞!!


【防衛省 稚内分屯地】
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航空自衛隊 第18警戒隊が運用しるレーダーサイト

稚内分屯地は、日本最北の自衛隊施設で防衛省情報本部・陸上自衛隊・海上自衛隊・航空自衛隊が共同使用している防衛省施設のうち、陸上自衛隊における呼称であり、陸上自衛隊名寄駐屯地の分屯地、海上自衛隊の基地、航空自衛隊三沢基地の分屯基地である。

現在、陸上自衛隊の普通科部隊や海上自衛隊の護衛艦群などの実力部隊は配備されておらず、通信の傍受や宗谷海峡の監視を主な任務としている。最寄の演習場は、鬼志別演習場。共用ヘリポート(50m×20m)がある。分屯地司令は第301沿岸監視隊長が、分屯基地司令は第18警戒隊長が兼務している。

【駐屯部隊】
管理業務の一部(警備・給食等)は名寄駐屯地業務隊稚内管理班及び第301沿岸監視隊所属の陸上自衛官・技官が行っている。また、電気・給気は海自隊員も共同して実施している。

(情報本部電波部東千歳通信所)
稚内分遣班・・・ロシアの通信の傍受

〔陸上自衛隊〕
第301沿岸監視隊・・・宗谷海峡の監視
第439会計隊
第301基地通信中隊稚内派遣隊
名寄駐屯地業務隊稚内
管理班

〔海上自衛隊〕
大湊地方隊稚内基地分遣隊
稚内分屯地の基地管理・警備業務、稚内港の掃海や宗谷海峡警備業務のため寄港する艦船の受け入れを担当。稚内分屯基地において陸海空の各部隊長の序列では当該部隊長が最先任者となり自治体等との各種連絡業務でも自衛隊側の代表等の任を受ける。隊長は通勤時業務車1号を使用する(他の部隊長は徒歩での通勤)


〔航空自衛隊〕
第18警戒隊・・・稚内レーダーサイトの運用
作戦情報隊電波情報収集群



【大岬旧海軍望楼跡】
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【大岬旧海軍望楼跡】から見た宗谷海峡

大岬旧海軍望楼跡(おおみさききゅうかいぐんぼうろうあと)は、稚内市宗谷岬公園内に現存する、旧帝国海軍が1902年(明治35年)に国境の防備として建造した要塞。

1875年(明治8年)には、樺太と千島が交換され、宗谷周辺は国境となる。当時、帝政ロシアは樺太に軍備を進めるなど国交が悪化しており、1902年(明治35年)に旧帝国海軍により国境の防備として建造された。稚内市は数回にわたる大火で古い建造物を消失しており、大岬旧海軍望楼跡は、稚内市内で現存する唯一の明治時代の建築物[1]。当時最強と謳われたバルチック艦隊の動きを早期に察知する必要性から、重要な海上監視の任務が課せられていた。日露戦争の終結とともに要塞としての使命は終わったものの、1920年(大正9年)沿海州で勃発した尼港事件の際には無線通信基地として機能した。また、太平洋戦争では対潜水艦監視基地として機能した。




















大日本帝国海軍 十九式局地戦闘機 秋水【後編】

今を(60年前)…
そして未来(げんざい)を守るために
漢(技術者)たちは見果てぬ夢に挑戦した


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十九式局地戦闘機 J8M1【秋水】
乗 員:1名 全 長:5.95メートル 全 幅:9.50メートル
翼面積:17.73メートル 最大速度:時速800キロメートル 上昇限度: 12,000メートル
航続時間:約4分 武 装:30ミリ機関砲×2 生産数: 実験機 5機

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▲【秋水(しゅうすい)】の心臓、当時最新鋭のKR10ロケットエンジン。

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▲【秋水(しゅうすい)】用のヘルメット。本当に宇宙に行くような装備である。

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▲メタノールを主とする燃料は金属の腐食性が強いため、陶磁器製タンクが使われていた

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▲30ミリ機関砲が2門装備されたが、これが敵に火を吹くことはなかった。

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▲この史料室には、【秋水(しゅうすい)】と並ぶ、もう一つの三菱の作り出した傑作機【零式艦上戦闘機(52型甲)】も展示され人気を博している。

この戦闘機は太平洋戦争末期の1944年、三菱重工の前身である三菱内燃機製造が開発した。当時、アメリカ軍の戦略爆撃機【B‐29】による超高々度爆撃は軍事施設のみならず、ジュネーブ条約で禁止されているはずの民間人への攻撃にまでおよび、もはや無差別殺戮の様相を呈していた。しかも、日本軍の高射砲などの武器では【B‐29】を撃墜することは難しく、高々度で戦える戦闘機が必要だったのである。
 そこで注目されたのがロケット技術であった。ロケットは理論上、酸素のない宇宙空間でも飛行可能で、酸素の薄い高々度でも出力が落ちることはない。この技術で戦闘機を作れば理想的な【B‐29】を迎撃する戦闘機となる。そうして完成したのがこの【秋水】である。しかも驚くべきことに、現代でも難しい技術を、わずか11か月で実験機を完成させるに至ったのだ。だがこの年、東海地方を襲った地震で【秋水】の研究所が全壊し、結局この戦闘機が実戦投入されることなく終戦を迎えてしまったのである。
 確かに、【秋水】は1機の敵機も撃墜することはなかった。では三菱の技術者たちは、無駄な物を作ったのであろうか?いや、決してそうではない。現在の宇宙開発をはじめとした技術力は常に世界をリードし、日本は経済大国へと発展した。60年前の技術者たちは、その技術屋魂で立派に現在の我々の豊かな生活を守り抜いてくれたのである。
































テーマ : 写真日記
ジャンル : 趣味・実用

大日本帝国海軍 十九式局地戦闘機 秋水【前編】

三菱重工業株式会社
名古屋航空宇宙システム製作所 小牧南工場 史料室


それは60年前の日本に存在したはるかなる未来
繰り返されたアメリカ【B‐29】による超高々度無差別爆撃は、罪もない人々の命をも奪い取っていった。もはやこの惨劇を止めるには奇跡しかないのか?ならば奇跡を起こすまで。これは奇跡を信じ不可能といわれたロケット戦闘機開発に命を懸けた技術者たちの熱き情熱と製作魂。

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 愛知県小牧市、日本の航空宇宙産業の聖地ともいうべきこの町に「三菱重工(株)名古屋航空宇宙システム製作所小牧南工場」がある。ここで作られている物は、日本の主力ロケット【H2‐A】や世界最強の戦闘機【F‐15J】など、世界でもトップクラスの重工業製品ばかりで、まさに技術大国日本を象徴する巨大企業である。
 
ここの史料室に平成13年から一般公開されているのが、旧日本海軍の秘密兵器、十九式局地戦闘機J8M1【秋水(しゅうすい)】だ。このプロペラのついていない機体を見て、「旧日本軍はジェット戦闘機を開発していたのか」と思う人もいるかもしれない。だが、ジェット機とは燃料と空気を燃焼させて推進力を得る物で、それゆえ必ず機体前面には空気を取り込むエアインテークが存在する。しかし、この機体をよく見てほしい。そのような物は一切存在しない。そう、これはジェット戦闘機などではない。それを越える超兵器、ロケット戦闘機なのである。


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テーマ : 趣味と日記
ジャンル : 趣味・実用

日本に自衛隊がいてよかった 

「日本に自衛隊がいてよかった」
著:桜林美佐 産経新聞出版


本当に、良い本です。私は4ページ目で泣きそうになりました。
余談ですが、私の子供の頃は左翼教師が平気で教壇に上がり、平和教育と称して根拠の無い自衛隊バッシングを繰り返していました。それはほとんど妄執に近かったです。そんな方々は、今すぐこの本を読んでいろいろな人たちに謝ってもらいたい。私は自衛隊に予算をつけるためなら消費税アップも全然惜しくありません。


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【独身だから自分が原発に行きます】より
・普段、「イケメン」と評判の20代のメンバーも入っていた。上官が、なぜ手をあげたのか問うと、独身だから家族持ちの先輩ではなく、自分が行くほうがいいのだと答える。
「お前、平成生まれの顔しながら、思いっきり昭和してるな」
上官ナイス突っ込みです!!(><)

【一人原発に向かった指揮官】より
・午前の放水を終え、原発から20キロ離れたJヴィレッジにやっと戻った時、再度出動を求めっれたことがあった。2時間放水し、戻ってから全員が放射線の計測をする全行程で、約8時間は見込まなければならない。「まだ、線量も測ってないのに、行けねーよ!」若い隊員は思わず叫び、周囲の者も騒ぎ始めた。
その時、その場の指揮官が立ち上がったと思うと、防護服を着込んで出て行った。一人原発に向かったのだ。もう誰の迷いもなかった。「オレたちも行こう」自ら示した命懸けの姿に納得したのだ。
「指揮官は男らしいな、きっと九州男児だな」海自隊員が何気なく言った言葉に、1人の陸自隊員がハッとした。かって「自分は長崎出身の被爆二世だ」と教えてくれたことを思い出したのだ。誰より放射能の恐ろしさを知っているはずだ。
そんな思いが伝わったのだろうか、指揮官は独り言のように言った。

「大丈夫だ。無理はせんけん。させんけん」


【民間フェリーの心意気】より
「一刻も早く東北へ!」そう言って、いち早く出動したのは北海道の陸上自衛隊だった。多くの部隊は南下を始めたものの、実はすぐに被災現場にたどり着くことができなかった。津軽海峡を渡る手段がなかったからだ。
 海空自衛隊との統合運用により移動することが理想だが、東北の飛行場が使えなかったことや、海自の輸送艦は3隻しかなく、1隻が修理中、もう1隻が訓練で海外に向かっており、あと1隻は救援活動のために、どれも陸上自衛隊を乗せることはできなかった。
 3月11日、たまたま東京に出張で来ていたあるフェリー会社の担当部長は、ホテルで一晩中、対応に追われることとなった。震災直後の大津津波警報により、北海道付近を航行していたフェリーは全て沖合避難。安全が確保できた後に、人と車を降ろす措置がとられた。

そして、次に取り掛かったのは、災害派遣に役立つかだった。「私たちも国のために貢献させてください!」
防衛省に赴き、そう申し出たのは12日の早朝だった。いてもたってもいられず、夜明けを待ってホテルを飛び出したのだ。関西出身。阪神・淡路大震災で自宅が全壊した経験を持つ。「少しでも早く自衛隊に出てほしい」。自身の辛い経験を繰り返してほしくないという思いもあった。
陸上幕僚監部では一睡もせずに調整にあたっていたが、充血した目でやってきた彼のその姿は多いに励みになった。その心意気は、他のフェリー会社も同じだった。それから、怒濤のような手続きが始まった。まず航路の大幅な変更、そして荷役の人の手配、岸壁の確保、人員と燃料の混載許可などなど…。国交省への申請を要することが山ほどあり、煩雑な調整は各社が懸命にこなした。

「訓練していなければ、何をどうしたらいいか分からなかったでしょう」

陸自ではこうした事態も想定し、フェリー会社との輸送訓練を行っていたのだ。その経験が、今回の各社の冷静な行動に繋がった。高速料金割引や無料化政策でフェリー会社の体力は弱まり、廃船に追い込まれるなど「負け組」だといわれることもある。しかし、もし、彼らの存在と迅速な判断がなかったら、自衛隊の派遣はもっと遅れていたかもしれない。

























航空自衛隊 築城基地航空祭 【後編】

荒鷲(イーグル)の誓い 世界最強の誇りを胸に
漢(おとこ)たちは戦場(そら)に舞い上がる


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【F-15Jイーグル 要撃戦闘機】
世界最強の戦闘機のひとつ、築城基地には現在30機弱が実戦配備されている。
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 いよいよ高機動飛行もクライマックス、築城基地が誇る【F‐15Jイーグル要撃戦闘機】の登場である。この戦闘機の主な任務は領空侵犯機に対し警告および排除を行うことである。平成16年に我が国に対して起きた領空侵犯事件は実に141件にも上り、その大半が完全武装の軍用機なのだ。いつ日本を攻撃してくるか分からない侵犯機に対し、命を懸けて戦いを挑み、やつらの野望を阻み続けているのである。
 敵国がなぜ侵犯機を送り出してくるのかには、幾つか理由が考えられる。政治的デモンストレーション、来るべき本格的侵略のための日本の防空能力の調査、そして拉致事件がそうであったように、日本人そのものを傷つけることが目的…。いずれにせよ私たちの生活にとって危険極まりない行為である。また敵国が宣戦布告の意を表してない以上、速やかに米国の助けがあるとも考えにくいのだ。つまりこの野蛮な行為な対して私たちは、自ら(日本人)の身は自ら(空自)の手で守る必要があるのだ。そして航空自衛隊は陸自・海自に先駆けて、1958年から今日現在まで侵犯機などから日本の空を守る実戦を、戦い抜いてきた漢(おとこ)たちなのである。
 もちろん敵が最新鋭の戦闘機で侵攻を仕掛けてくるのであれば、我が国もそれと互角に渡り合える武力を持っていなければ国民を守り切れない。そこで採用されたのが世界最強の戦闘機【F‐15Jイーグル】なのだ。この戦闘機のすごいところは、世界5カ国の空軍で採用されているが、今まで空中戦で1度も負けたことがないということだ。つまり、国・パイロット関係なく最強の性能を有している戦闘機といえる。この航空祭でも最強の名にたがわぬ最高の高機動飛行を展開していった。
 続いて公開されたのが、兵装作業訓練の様子である。兵装とは、戦いで弾薬・燃料が尽きた戦闘機に対してそれらの補給を行い、素早く戦線に復帰させる行業のことである。しかしこれはある意味、空自最大の弱点ともいえる。なぜなら現状の空自の体制では弾薬、燃料が尽きた戦闘機はいったん戦闘空域を離脱して、補給を受けるために基地まで帰投しなければならない。しかし、この間に敵の追撃を許したり、日本の主要都市に空爆を行われる可能性があるからだ。つまり兵曹作業は戦闘空域からの往復の時間も考慮して、できるだけ短時間で作業を終了させなければならない。もしこの国に航空母艦さえあれば…。戦闘空域近くに空母を待機させ兵装作業を行えば、この作業にかかるリスクも劇的に緩和されるかもしれない。このほかにも、空母は災害救助や第三国での戦争における邦人の救出などの活躍が期待される装備であり、日本人の安全と自衛隊の方々の職務の遂行のためには、一刻も早い空母の保有が待ち望まれる。
 今回この基地祭で感じたことは、天狗にイーグルと人間を超越した物で形容される漢(おとこ)たちの姿である。しかし現実は家族もいれば恐怖も感じる普通の人間であることに間違いはない。誰しも危険な目には遭いたくない。でも誰かがやらなければいけない仕事…。この仕事には国民の理解が不可欠である。であるならば守ることへの理解や法整備も含め、もう少し漢(おとこ)たちが働きやすい環境を考える必要があるのではないのだろうか?結果的にそれが私たちの生活の安全につながるのだから…。
 あなたは手足を縛った天狗たちに危険な仕事を押しつける、そんな卑怯者になってはいませんか?


兵装作業訓練
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バルカン砲、ミサイル、燃料を素早く補給しなければならない。
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築城基地 第8航空団 整備補給群
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サイドワインダー(空対空ミサイル)装填
























航空自衛隊 築城基地航空祭 【前編】

【F-1】【F-2】【F-15】三大戦闘機
が揃い踏みした最初で最後の伝説の航空祭


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 福岡県は築城町、北九州と大分のちょうど中間に位置するこの町は、古くから超人的な力を持ち大空を自由に飛び回ることのできる天狗の存在が信じられてきた。そんな築城の地に、その力を受け継がんがごとく天狗のエンブレムを愛機に刻み付け、戦い続ける漢(おとこ)たちがいる。まさに現実に現れた天狗たちの根城こそが、航空自衛隊西部航空方面隊築城基地だ。彼らの任務は私たちが住む四国、そして中国・九州の空を侵略者の手から守ること。そんな我々にとっても決して無関係ではないこの基地で、2005年11月6日(日)に行われたのが【築城基地航空祭】だ。
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【F-1支援戦闘機】      
我が国初の自主開発による超音速戦闘機。
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▲F-1ファイナル記念塗装機、制作に2週間もかけた力作
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▲2機編隊によるスクランブル発進

この航空祭には、今年の3月に退役を迎える戦後初の純国産戦闘機【F‐1支援戦闘機】のラストフライトや、2004年に実戦配備され、ついにベールを脱ぐ日米共同開発の最新鋭戦闘機【F‐2支援戦闘機】、そして西日本唯一の配備であり世界最強の荒鷲【F‐15Jイーグル】の一般公開が行われた。何しろこの3機種が同時に見られるのは世界でもこの基地だけであり、【F‐1】が見られるラストチャンスということもあって、当日は降りしきる雨にもかかわらず、外国人プレスも含め全国から2万5千人の人々が訪れた。
 もちろん航空祭といえばやはり高機動飛行といわれるデモンストレーションフライトが有名である。特に高機動飛行が最後となる【F‐1】や、その後継機であり【F‐1】の3倍以上の機動力を有するといわれている【F‐2】の実戦さながらのフライトは、航空ファンのみならず、多くの軍事関係者からも注目の的となっていた。


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【F-2支援戦闘機】
F-1の後継機として日米の最先端技術で生み出された次世代戦闘機。
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▲雨雲を切り裂くF-2の優れたエアロダイナミクス

この30年間日本を守り続けてきた【F‐1】と、これからの30年を守るであろう【F‐2】。この新旧の名機の夢の競演は、過去を守ってきた戦闘機と、未来を守るであろう戦闘機の存在のあかしを見るようで、多くの人々の心を熱くさせていた。特に来場した多くの親子連れにとっては今まで自分が平和に生きてきた30年間と、これから子供たちが生きて行く30年間に思いをはせていたに違いないだろう。
【後編につづく】
























陸上自衛隊 富士総合火力演習 完結編

全戦闘車両出撃!敵部隊完全殲滅!!
ついに陸自最強戦車部隊が敵中枢に向け進行を開始する。戦闘訓練のクライマックスであり、敵陣地壊滅作戦の天王山だ。最新鋭主力戦車【90式戦車】をはじめ、【74式戦車】、戦車並の攻撃力を誇る【89式装甲戦闘車】を投入し、近接一斉射撃を敢行する。
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【90式戦車】
 陸自最強の切り札。現代陸上戦を左右するといわれる戦車戦、その圧倒的な火力と機動性は他国の戦車の追随を許さない。

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【74式戦車】
90式戦車と並ぶ我が国の主力戦車。目標に砲針角を合わせるべく前傾に車体を取る姿は、まるで獲物に飛びかかる前の野獣の様だ。

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【89式装甲戦闘車】
陸自が誇る全く新しい発想で生まれた弟3の戦車というべき存在。35ミリ機関砲と対戦車誘導弾が90式戦車、70式戦車を強力にバックアップする。

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 戦車隊の活躍により敵部隊は完全に沈黙した。これを受け、陸自の全戦闘車両、航空機が敵陣に向けて一斉に進行。これにより敵侵略部隊の完全壊滅に成功し情況を終了することとなる。
 以上が『富士総合火力演習』の戦闘訓練の様子だ。
 さて冒頭でお話しした大観衆の「もしや…」という不安、そしてこのイベントの正否については、会場を埋め尽くす約3万人のスタンディングオベーションによる拍手と、隊員たちに向けられた感謝の気持ちを込めた手を振る人々の姿が雄弁に物語っていた。まるでコンサート会場かサッカーの国際大会のような盛り上がりだ。なぜここまで観客の心を引きつけるのだろうか?これは自衛隊のいつもの演習の様子を一般公開してるだけにすぎないのに?たぶんこの演習を見た大観衆は実感したのだろう。明日、いや今この瞬間に侵略者の魔の手が、自分や自分の最愛の人に向けられたとしても、彼らは命を懸けて任務に臨むだろうということを…。私たちには、もしものときのために厳しい訓練を積んでくれている人たちがいる。私たちにはいかなる状況下でも未来をあきらめないだけの力がある。そんなことを確信した1日ではなかったのだろうか?
 人は皆、万が一のことを考えて生きている。車のシートベルトもそのいい例だ。めったに事故なんか起こらないからシートベルトは必要ないという理屈は当たらないし、もしものときにはドライバーの命を守るために大きな力となるはずだ。この夏、富士のすそので出会った、たくましいシートベルトたちもまた、万が一のために働き続ける。自分たちが守るべき命のために…。




















陸上自衛隊 富士総合火力演習 その④

敵の地雷原を突破せよ!!
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【92式地雷処理車】
世界的に使用禁止の方向にある地雷。しかしアジアにはいまだ多くの地雷があるのが実情だ。その意味でも頼もしい兵器である。

敵を空から、長距離から、内部からと攻撃をかけ一定のダメージを与えることに成功しても、完全に撃破するためには近距離からの打撃力が不可欠だ。しかしそれには敵の地雷原を無力化する必要がある。そこで登場するのが【92式地雷処理車】だ。内蔵するロケット弾が地雷原で炸裂し、敵地雷を一気に処理することができる。

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【大型輸送ヘリCHー47J】【軽機動装甲車】【01式対戦車誘導弾】【5.56ミリ機関銃】
イラクに投入されたことでも話題になったこの装甲車。これを見た、あるオランダ軍の関係者はその高性能ぶりに目を丸くしたという。世界が羨望のまなざしで見詰める装甲車なのだ。

 地雷原を無力化し、真っ先に大型輸送ヘリ【CH‐47J】によって敵陣に投入されたのが最新鋭の【軽機動装甲車】だ。戦場を縦横無尽に駆け巡り、上部開口部から【01式対戦車誘導弾】や【5.56ミリ機関銃】などで敵を攻撃することができる。味方の戦車隊が到着するまでの間、敵の足止めなど戦局を有利にするために、いち早く行動を起こす。大型輸送ヘリでどこへでも展開できるうえ、高い機動力と攻撃力を併せ持つこの兵器ならではの芸当だ。

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【96式装輪装甲車】
普通科部隊の精鋭約10名を前線に運ぶことができる。
【普通科部隊】
陸自で最も多くの人数が所属する主力中の主力部隊。有事以外でも災害派遣や国際貢献などその活躍は幅広い。

敵が特殊工作員を出し反撃に転じるも【96式装輪装甲車】から飛び出した普通科部隊の精鋭によって撃破される。
【その⑤につづく】















陸上自衛隊 富士総合火力演習 その③

超長距離射撃
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【99式自走155ミリ榴弾砲】
まさに戦車の機動力と戦艦の主砲の破壊力を併せ持つ怪物。この外国では手に入れることのできない国産兵器は、敵国の大きな驚異となる存在だ。

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【96式多目的誘導システム】
陸自ミサイル戦の主力というべき兵器。MPMSはミサイルが自ら敵を追いかけ命中するまで逃さない。

続いての攻撃は地雷原外からの超長距離射撃。ここで登場するのが陸自が誇る最新国産兵器、【99式自走155ミリ榴弾砲】と【96式多目的誘導システム】だ。【99式自走155ミリ榴弾砲】はまさに移動砲台というべき存在で、最長射程距離40キロ、発射速度は3分間で18発以上、最新のFOSは敵陣進入後わずか1分以内で射撃可能となっている。【96式多目的誘導システム】もまた光ファイバーTVM赤外線画像誘導方式により正確無比なミサイル攻撃が可能だ。
 完全に敵の息の根を止めるには接近しての攻撃が不可欠だが、それまでに長距離からの攻撃で敵の戦力をそいでおくことは、戦局を有利に展開するばかりか、陸自側の被害を最小限に押さえるうえでも重要である。


精鋭無比
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【第一空挺団】
陸自最強の特殊急襲部隊。自衛隊20万人の頂点に君臨する漢(おとこ)たち。
【ヘリ降下急襲部隊】
 今、陸自が最も力を入れている部隊の1つ。離島防衛、テロ対策、彼らにかかる国民の期待は大きい。

敵を内部から撃破するため、敵陣のまっただ中に陸自最強部隊【第一空挺団】のパラシュート部隊が降下を開始する。これを皮切りに普通科連隊のヘリ降下急襲部隊も降下を開始。これにより敵は大混乱に陥り、それと同時に、自らが仕掛けた対戦車地雷により自陣から撤退できないという皮肉な結果になるのだ。
 現実の問題として今、新聞紙面をにぎわせている離島問題。もし襲われた場合は防衛することは不可能に近く、どう取り返すかが課題となる。その場合にこの降下急襲作戦は最も有効な作戦の1つとなる。
【その④につづく】














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陸上自衛隊 富士総合火力演習 その②

戦闘訓練開始 ※ 画像はクリックすると大きくなります。

戦闘訓練は国産最新鋭偵察戦闘ヘリ【OH‐1】の通常ではあり得ない急旋回の上昇行動で幕を開ける。これは敵部隊を一瞬のうちに偵察し、安全圏まで離脱する、実戦さながらの動きだ。
 この【OH‐1】からの「敵機甲部隊多数上陸を確認」の報告を受け、陸自の各部隊は迎撃作戦を展開していく。戦争は情報が命。すぐさま多用途ヘリ【UH‐1】よって最前線に偵察バイクが降ろされ、戦場を疾風のごとく駆け抜ける。また【87式偵察警戒車】が立ちはだかる敵を25ミリ機関砲で撃破しながら情報を収集していく。ここは日本のホーム。地の利は陸自側にあることは言うまでもない。


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【最新鋭偵察戦闘ヘリ OH-1】
赤外線センサー、監視用TVカメラ、レーザー測定装置、空対空ミサイルを装備した世界屈指の空の見張り番。
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【多用途ヘリ UH-1】
偵察バイク部隊の機動力は新潟中越地震発生直後、寸断された道路をいち早く走破し救助活動に当たったことでも実力が証明されている。
【87式偵察警戒車】
25ミリ機関砲と全6輪駆動タイヤ、水冷4サイクルV10ディーゼルエンジンは市街戦から山岳地帯まで戦場を選ばない。雑魚をけ散らし敵中枢を偵察!

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【対戦車攻撃ヘリ AH-1S】
毒蛇の王「コブラ」の異名を持つ最強攻撃ヘリ。局面によっては空自の支援が受けられない場合も十分に考えられるため、その役割は非常に大きい。

偵察部隊の命懸けの活躍により、敵部隊は戦車隊を中心とした機甲部隊と判明。しかも敵は対戦車用地雷を張り巡らし、強固な陣地まで設営してしまっているのだ。これでは地上からうかつには近づけない。
 そこで対戦車攻撃ヘリ【AH‐1S】通称「コブラ」の出撃が要請された。陸自の中でも、最もどうもうな攻撃ヘリであり、陸上最強兵器であるはずの戦車を主食としてしまう最強の中の最強の毒蛇。
 それもそのはず、兵装は20ミリ機関砲、対戦車誘導弾TOW、空対地ロケット弾を装備し、時速231キロの高速で敵部隊に対し、その毒牙を突き立てるのだ。
 「コブラ」は現代の陸上戦において間違いなく戦車と並ぶ主力兵器。味方にとっては頼もしい空の戦士であり、敵にとっては最悪の毒蛇である。












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陸上自衛隊 富士総合火力演習 その①

静岡県・富士山ろくに、陸上自衛隊が誇る広大な演習場「東富士演習場」がある。そこで毎年、真夏に一般公開されるのが国内最大規模の実弾射撃訓練『富士総合火力演習』だ。緊迫の東アジア情勢のさなか、自衛隊の真の実力を見極めようと全国から約3万人の人々が訪れた。そこで人々が目の当たりにすることになる守り人の真実の姿とは!?
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陸上自衛隊が誇る【90式戦車】は冷戦時代、アメリカ陸軍を震え上がらせた旧ソ連最強戦車【T-80】を撃破するために作られたスーパーウエポン。FOS(射撃統制装置)に狙われたら逃れるすべはない。

 『富士総合火力演習』これは1961年から毎年行われている公開訓練だ。そのスケールは、単に自衛隊と国民の触れ合いなどというレベルをはるかに越え、広く国内外のメディア、世界各国の武官を招待する自衛隊最大級の一大イベントとなっている。つまりその高い実力をアピールすることにより、無益な侵略行為を未然に防ぐという大きな役割を成しており、その目的にたがわぬ空前の規模となっている。戦車約60両、大型火砲約40門、航空機約20機、その他戦闘車両約400両、陸自隊員約2千人、実弾約40トン。しかも今回は近年問題となっている離島防衛を想定した訓練として陸自最強の第一空挺団などのヘリ降下急襲訓練なども行われた。
 今ほど自衛隊に関心が集まっている年はないかもしれない。世界で頻発するテロ事件。北朝鮮によるいまだ解決しない拉致、工作員、核、弾道ミサイル問題。中国による尖閣、沖ノ鳥島への干渉、東シナ海ガス田問題。お隣の韓国の竹島侵略。多くの人々が「もしや…」という思いを「まさか…」という言葉でごまかしながら日々の生活を送っているのだ。
 そんな世情を反映してか、静岡県御殿場市にある東富士演習場の仮設スタンドには、全国から約3万人の人々が押し寄せた。会場は通路にまで人があふれ立錐の余地もない状態。しかもこの演習のチケットを手に入れるには高倍率の抽選に当たらなければならず、ネットオークションでも高値がつくほどのプラチナチケットとなった。一体全国でどれほどの人々がこの演習を見たがっているのか見当もつかない。
 演習は、上陸してきた敵部隊を想定し、陸自の各部隊が協力し合い、発見、迎撃、壊滅と実践さながらの戦闘訓練を行う。そこで明らかになる自衛隊の実力とは?会場を埋め尽くす大観衆の「もしや…」という不安に答えることができるのか?「まさか…」では済まされない漢(おとこ)たちの演習という名の熱いバトルが今始まろうとしている!
【その②につづく】










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プロフィール

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Author:ミリタリーパラダイス
●性別:男
●職業:コマンダー
●好きなもの:F-2
●資格;戦闘員検定2級合格

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